子供のころ、父の友人の中でただ一人、エレガントなおじさんがいました。
近所に住んでいたのですが、特別なきっかけがない限り、道で顔を合わせた時に挨拶する以上の関係にはならなかったろうと思います。
理由は分かりませんが、班ごと(当時の住所は○○○1、2、3…班でした。
)のソフトボール大会が開かれることになり、父はピッチャー、エレガントなおじんさんは一塁手をすることになり、一緒に練習するうち、我が家で一緒にお酒を飲むような間柄になりました。
子供ながらに他の人とは違う雰囲気を感じた私は、母にそのことを話しました。
「あのおじさんはね、製薬会社の営業マンで、病院の先生とかをいつも相手に仕事しているから、頭良くなきゃだめだし、物腰も洗練されてないとやっていけないのよ。」
母はいつもそう言ってました。
大人になって、友人の中には営業を仕事をする人が当然でてきます。
百貨店の営業、自動車の営業、食品関係の営業等々、その中で製薬業界や医療機器業界の営業マンは、他者とは一線を画す雰囲気が-
エレガントや洗練という言葉が適切かどうかわかりませんが-漂っています。
人間の器が磨かれる何かがあるのでしょうね。
男性のみの職種ではありませんが、話を男性に限らせてもらうと、もし彼氏や夫が製薬企業や医療関連企業への転職を考えていたら、それが開発職であろうが事務職であろうが営業職であろうが、正社員であろうが契約社員であろうが派遣社員えあろうが、私なら賛成、すごく応援しますし、転職に成功するよう頑張ってほしいと思います。